皆様こんにちは。3月よりグループホーム太陽の丘で勤務させていただいております、松尾明友美と申します。
今日は"生"について私なりに綴ってみようと思います。
自宅マンションの下を流れます、八重川。そこは草が多く茂り、亀たちがのびのびと甲羅干しをしている素敵な川です。そんな八重川は、わたしと愛犬・諭吉が毎日散歩をする、馴染みの深い川です。
敬老の日にいつものように散歩をしていると、その川より、逞しく、勇ましい大きな声が聞こえてきました。「ニャーニャーニャー」そう、お分かりの通り、猫です。なにやら一番下から聞こえてきます。近くには親猫もおらず、必死に鳴いています。私はすぐに助けに行くことにしました。
するとすぐに可愛い小さな子猫を保護することが出来ました。その子はまだ目も開いておらず、へその緒もついており、小さな小さな赤ちゃん子猫でした。とりあえずは敬老の日に保護したので、仮名をケイロ―と名付けました。3時間毎のミルク・排泄を行い、意外にもすくすくと育っており、日を追うごとにケイロ―への愛情が強くなっていることをこの身を持って体感しておりました。3日後に病院へ連れて行き、気になっていたノミの駆除をしてもらい、状態等を説明し、先生より「とても元気な女の子ですよ。」とお言葉をもらい一安心しました。
家へ帰り、寝ていたケイロ―を起こすと、なんとなんと!目を開けていました!!体重も20g〜30g程日々成長していき、一週間経った頃には里親が見つかり、どんどん変化していく日常でありました。
9月23日、ケイロ―はとても優しそうな方に引き取られ、私たちのめまぐるしい一週間が終わりました。
現在、全国の犬・猫の殺処分頭数、19万頭。1日にすると、およそ520頭もの犬や猫が、人間の手によって殺されているのです。
小さな命にも私達人間と同じように、苦しみや悲しみ、嬉しさや楽しさがあります。
そんな小さな命を大切にし、これからも殺処分0を目指し、自分なりに頑張っていきたいと思います。
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