はじめまして。4月にサンヒルきよたけ療養部入所係に介護職として入職いたしました、児玉麻由子と申します。2年前、社会人経験を経て、職業訓練制度で専門学校に入学し、この春無事に卒業を迎える事ができました。これまで、洋服や靴の販売、事務職などを経験してきましたが、介護の仕事は初めてのことです。毎日が新しい出来事の連続で、ついていくのがやっと、というのが正直なところです。しかし、まだまだ始まったばかりながら、介護の仕事を選んで良かったな、と思えるようになってきました。この気持ちを持ち続けられるよう、頑張っていこうと思います。
さて、話は変わりますが、プライベートで大きな変化がありました。それは、児玉家に新しい家族が加わったことです。弟が昨年結婚し、今年の3月には赤ちゃんが生まれました。私の父にとって初孫です。もちろん、私にとっても初めての姪っ子です。新しい家族に、私も父も大喜びです。実は、弟が初めて彼女を連れてきた際、大変驚くことがありました。それは、彼女(お嫁さん)の名前と、私の名前が同じだったことです。『まゆこ』という名前だけでもあまりいないのに、漢字まで同じ。世帯は別ですが、家族内に2人の『児玉麻由子』が誕生することとなりました。合言葉は、「これも何かの縁やわ」です。そして、すぐにお嫁さんが妊娠し、また驚きました。お腹の赤ちゃんの出産予定日が3月27日。その日は、なんと私の誕生日です。さらに、今年の干支は巳年。私の干支も巳年で、家族一同、唖然としましたが、そこでも「これも縁やわ」と合言葉を唱えました。結局、姪は予定日1日前の3月26日に産まれました。少し残念なような、ほっとしたような。それでも、この上なく嬉しく、新しい命の誕生にとても感動しました。縁あって児玉家に加わったお嫁さんと可愛い姪っ子を、大切にしていこうと思います。
ところで、私はこれまで、この「縁」という言葉を、何度使ったか分かりません。これまでの36年間で、色々な出会いがあり、たくさんの人のお世話になって生きてきました。子供のころからの友人、仕事でお世話になった方々や友人たち。そして、34歳でまた学生生活を経験し、18歳から53歳までの幅広い年齢層の同級生ができました。色々と大変なこともありましたが、「これも何かの縁だ」とその出会いや出来事に向き合い、周囲の人の助けを借りて乗り越えることができました。この36年間を振り返ると、人生は本当にどうなるか分からない、そしてその節目には必ず、周囲の人の助けとご縁があるということに気付きました。私は、耕和会に就職したこと、ここで働く職員の方々、そしてご利用者の皆さま、すべて、何かのご縁で出会ったと思っています。このご縁を大切にし、日々明るく楽しく感謝を忘れず、皆様にも縁を感じていただけるような職員を目指し頑張ります。どうぞ、これから宜しくお願いいたします。
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