平成23年9月号
(第161版)
〜 私の宝物 〜
  
サンヒル  理学療法士  川島

 はじめまして。サンヒルきよたけのリハビリテーション係に勤務させて頂いています川島です。
 今回は私の大切な2つの宝物についてお伝えしたいと思います。私にとっての大切なものとは、10歳と、まもなく9歳になります2人の子供達の事です。
 長女は小学5年生です。この子の妊娠中は、何故かつわりがひどく、出産する日まで気分不快感が続いてしまいました。産後のごはんのおいしかった事は忘れられません。男性の方にはピンとこないかもしれませんが、私の場合、チューハイ5杯プラスワイン1本程度飲んだ翌日の、まさにあの“2日酔い”感覚が妊娠7ヶ月まで続き、母の体は日に日に小さくなっていきました。でも赤ちゃんはたくましく成長してくれて無事2700gで産まれてきてくれました。今では私の体重と同じ位にまで見事に成長してくれています(笑)
 長女の時は、とにかく泣いて抱っこのくり返しで、そのせいか今でも甘えん坊で小さな事でよく泣く子になってしまいました。学校でも、答えが分かっていても自信がなくて手を挙げられないようなはずかしがり屋さんです。でも優しい面もあり、私が疲れているとおにぎりを作って、足のマッサージをしてくれます。先日の花火大会をベランダで見ていた時には、缶チューハイとおつまみを持ってきてくれました。これには私も感動し、気がついたらワイン1本空になっていました。(笑)
 次女は年子で産まれ、私が2人同時のお世話するのが下手だった事もあり、いつの間にか、お菓子の袋を口でこじあけ、せんべいをぼりぼり食べれる、たくましい1歳児になっていました。学校では答えが分からなくてもとにかく手を挙げて口を開かないと気がすまないらしく、よく先生に“お口チャック”と注意されています。
 男の子ともけんかもしょっちゅうで、いつになったら女の子らしくなるのかしら・・・?と悩んでばかりです。でも次女は女の子のお友達と小さな子のお世話をするのが大好きみたいで、年下の子からは“大好きなお姉ちゃん”と言われている様です。
 一長一短のある我が子ですが、これまで大きなケガも病気もせず育ってくれた事に感謝し、これからもこの子らの笑顔をずっと見続けたいと思います。今の日本は少々厳しい時代の中にあるのかもしれませんが、この子達の未来が明るく、住み易い環境におかれる事を願ってやみません。

〜 なんとなく親馬鹿♪ 〜
 
迫田病院  看護師  石井

 こんにちは! 3階病棟で勤務している石井です。
 就職して2年半がたとうとしていますが、まだまだ未熟で病棟スタッフ含め、皆さんに支えて頂きながらなんとか頑張っています。
 さて、今回お話するのは我が家の猫について・・・。
 我が家には「くぅ」という名前の黒猫の男の子がいます。
 うちに来たのは、まだ片手に乗るくらい小さな頃・・台風の日でした。近所の子供たちに囲まれていたのですが、行き先がないというので連れて帰りました。
 最初は人を恐がり、近づくだけでも威嚇したり、噛んだりひっかいたり・・・傷のたえない毎日でした。人が抱けるようになるまで数年かかりましたが、とても大切に育ててきました。それでも大抵人の手の届かない所に居る奴でしたが・・・(笑)
 ネコってホントは凄いんですよ!!人の言葉はわかっているんです!
 名前を呼べば来るし、ちゃんと教えれば覚えるんです。
 H15年、私が産まれたばかりの娘を連れて帰ってから1ヶ月間、くぅはケージの中を中心とした生活が続きました。子供を見せながら「この子は大事、大切なんだよ。」と話していました。そして、初めての対面の日から7年・・・子供が何をしても決して手を出さず、娘の面倒をみるとても優しく面倒見のいいお兄ちゃんになったようです。
 こんなくぅも今年17歳になります。今から娘の花嫁姿を見るまでは・・・と言い聞かせてます(笑) ←何年頑張ってもらおうかな♪